こんな方におすすめ
業界世界最大手であるアメリカ Cynosure社が開発した、ピコ秒アレキサンドライトレーザーです。
今までのレーザー機器は照射秒単位が「ナノ秒(1秒の10億分の1)」の機器がほとんどでしたが、ピコレーザーの照射秒単位が「ピコ秒(1秒の1兆分の1)」です。
照射時間が短く衝撃波でメラニン色素を破壊できるため、治療後の色素沈着を起こしにくく、ダウンタイムが短いのがPicoSure(ピコシュア)の大きな特徴となっています。
また、755㎚の波長を使用するため、従来の1064nmのレーザーと比較しヘモグロビン吸収率が低く、メラニン色素に吸収されやすいため、皮膚表面のダメージが少なく高い治療効果が期待できます。
シミや、そばかすなどをピンポイントで除去する治療です。従来のQスイッチレーザーが肌に熱エネルギーを与えることでシミを治療するのに対して、ピコレーザーでは衝撃波によって、シミ・そばかすの原因であるメラニン色素を破壊するため、熱への変換が少なく、ダウンタイムが短い点が特徴です。一般的なシミ取りレーザーと異なり、治療後にテープで保護する必要がなく、翌日からお化粧も可能です。ピコスポットのみでは全てのシミが取りきれるわけではなく、色むらが残る場合がありますので、ピコトーニングを併用して徹底的にホワイトニングしていくことをお勧めします。
2回目以降は半年あけて照射することができます。
注意事項・禁忌
想定されるリスク
・ 照射直後に部分的に赤みや毛嚢炎(もうのうえん)が出ることがあります。一般的に1週間前後で軽快します。
(毛嚢炎とは、レーザー照射によって皮膚のバリア機能が一時的に低下することで、毛穴や小さな傷から細菌が入り込み、腫れや化膿などを引き起こすニキビのような炎症のことです。)
・照射後、皮膚に赤み、膨疹、痛みが出ることもあります。状態によっては軟膏を処方します。
・トラネキサム酸、ビタミン Cの内服、ハイドロキノンの外用をお勧めしております。これらは、肝斑や色素性疾患の治療効果を持ちますが、ピコトーニングに組み合わせることで、レーザーの効果を増大するだけでなく、炎症後色素沈着などの合併症の防止に役立ちます。
・治療当日はシャワーのみ可、入浴は翌日より可能です。
・個人差により、まれに治療部位に色素沈着が生じることがあり、目立たなくなるまでには半年を要します。必要な場合は医療用の美白剤を処方いたします。
・肝斑が一時的に悪化することがあります。
*レーザーを照射した後は皮膚の状態が大変デリケートです。紫外線対策をしっかり行わないと再発の原因になる可能性があります。サンスクリーン剤(日焼け止め)を必ず使用して下さい。
*レーザー照射後の赤みや色素沈着は2~3ヶ月程度続き、目立たなくなるまでには半年を要します。
・効果には個人差があります。また、部位によってはそれほど改善が実感できないことがあります。
料金
・麻酔クリームご希望の方には、別途3,300円を請求させていただきます。
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